ADHDと躁うつ症のsuiさん

30代で発達障害と精神疾患の診断を受けました。職を転々とする中、就労移行支援事業所にたどりつき大きな転機となりました。障害がある中でこれまでしてきた事を伝えていけたらと思っています。

座談会2 診断を受けるまでの、大人になってからのエピソード

前回の続きです

 

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それでは初めに、私が診断を受けるまでの、大人になってからのエピソードをお話します。 

高校時代にはいくつかアルバイトをしていました。 

初めてのアルバイトでは、出勤日のシフトを忘れてしまい出勤をしなかったことで3日でクビになってしまいました。 

(スライド)その後始めたバイトでは、他の人に比べてミスが多く、同じ間違いを何度も繰り返していました。 

余りに酷いので怒られる日々が続き、(スライド)自分がおかしいように感じました。 

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高校卒業後に職業技術校へ行き、その後初めての就職をしました。 

ポスターなど、印刷物のデザインの仕事をしていたのですが、文字の誤字脱字等ミスを繰り返し、 

(スライド)ついには部署移動とパートへの変更を言い渡されました。 

それが受け入れられず退職し、他のアルバイトを始めました。 

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次に惣菜屋でアルバイトをはじめます。 

お弁当や惣菜のパック詰めの単純作業が向いていたようで、スピードが速いと言われていました。 

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また、対面販売も行っていたのですが大きな声を出して集客することが得意でした。 

レジや総菜作りなどいろいろな仕事を任され、飽きっぽいADHDの私にはよかったようです。 

評価もされ準社員の誘いもあり、とても楽しく過ごしていました。 

今思うと、ADHDは向いている仕事や楽しい仕事を見つけると、過集中しすごく力を発揮するのだとおもいます。 

残念ながら指の腱鞘炎を発症してしまいやめました。 

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次に契約社員でファイリングを始めます。 

ここでもミスを多発しました。紙の書類や冊子をスキャニングしてデータ化するのですが、 

何度行っても、ページの抜けがあり、毎日怒られていました。 

ミス多発のため三か月更新の契約を一カ月に変更され、(スライド)最終的には契約を打ち切られてしまいました。 

わずか四カ月の勤務期間でした。

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(スライド)再びアルバイトで漫画喫茶で働きました。 

はじめはミスが多く、お客様の案内を間違えたり、レジを間違えたりと迷惑ばかりかけていましたが、 

(スライド)1年くらいするとミスも落ち着きサブリーダーになれていました。 

腱鞘炎が悪化したため辞めました。 

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その後自動車教習所の斡旋をする受付をしましたが、(スライド)派遣先が閉鎖したため辞めました。 

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気づくと25歳になってしまいました。 

フリーターのままではまずいと思い、眼鏡屋で正社員として働き始めました。 

ミスが多く、(スライド)よく発注納期のミスをしてはお客様に謝罪していました。 

日報もよく間違えていました 

この頃、同じことを何度言われても間違える、聞いたこと・大事なことをすぐ忘れる自分はどこかおかしいと思いすごく悩み、(スライド)ネット検索で自分を調べているときにADHDを知りました。 

自分がそうではないかと疑い始めました。 

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(スライド)焼き肉屋さんでパートを始めましたが、(スライド)組んでいたパートさんがすごく要領重視なかたで、 

ホール経験のない私はついていくことができず、そのパートさんに周りの人にいじめに近いと言われるほど強く当たられました。 

このときストレスでおかしくなっていき、精神科を受診しました。 

たまたまADHDの診断も可能な病院で、目がきょろきょろ動いているということで多動優勢のADHDを疑われ、簡単なペーパーテストを行い、多動優勢のADHDと躁鬱と診断されました。(スライド) 

ADHDの診断に関してなんですが、自分では不注意優勢だと思っていたこと、ペーパーテストのみの簡単な診断に納得がいかず、 

発達障害で有名な病院に転院しました。 

半年ほど検査をし、不注意優勢のADHDとさらに社会適応障害と診断されました。 

ADHDの診断をされた時はショックというよりはやっぱりそうだったんだ!と思いホッとしました。 

障害があるとわかることで、お医者様からアドバイスをいただけたり、対処のしかたを考えることができると思ったからです。 

ただ、このとき子供が生まれていたので、遺伝していないかと不安になりました。 

自分と同じ思いをさせたくないと思ったからです。 

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そのほかスーパーで品だしパートや保険会社で営業などもしました。 

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現在は就労移行支援に通い、障害者枠の就職を目指しています。 

 

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以上です。

続きます